Nakahara Fukushima

PARCO2 Sendai Toilet

PARCO2 Sendai Toilet / nf.Design co.,ltd. | Nakahara・Fukushima
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PARCO2 Sendai Toilet|仙台パルコ2:Public Space
2016. 07 / Sendai, Miyagi


  • 「進化する」日本のトイレ空間デザイン2:2018年8月に掲載
  • 商店建築:2016年11月号に掲載

  • アートワークディレクション:パルコスペースシステムズ
  • アートワーク:Firm 松村和典
  • 照明計画:パルコスペースシステムズ
  • 施工:鹿島建設
  • 撮影:Nacasa & Partners

昨今の商業施設において明るく清潔なトイレ空間は当たり前となり、来店客も同様の認識を持ち施設を訪れる。ショッピングの合間の利用や、食事会へ向かう前の化粧直し、もしくは休息の場としての利用など、人により目的は異なるが心身共にリセットし、次の「場」へと繋ぐ「間」のエレメントが求められる。最近では男性が積極的に育児を行うようにもなり、男性ブース内にもベビーシートが設置されるケースが多く見受けられる。子育て世代の女性にとっては以前よりも自分の時間を過ごせるため、パウダールームにおいては癒される場としてのしつらいを特に意識した。規則的なルーバーパターンは暖色系の間接光により、整然とした空気感と陰影を醸し出し、中央に浮かぶアイランドカウンターに施された、地元宮城県産の杉材を利用したアートワークによる、軽快でリズム感のあるシルエット演出で、整然たる空間にアクセントを添えた。トイレという日常空間ではあるが、心地いい非日常空間のような居心地のいい空間になったと思う。